初版:2007/06/20
改定:2007/06/20
MEGAZONE WORLD - 小説 - 女子更衣室内誘惑責め

女子更衣室内誘惑責め・その9A


少女の蠱惑的な躯が、透明化した少年を誘惑する


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二人の少女はムッチリとした身体を少年に張り付かせるようにして纏わりく。
ただ、そうしながらも、決して少年にその身体を触らせない。

・・・そっと腕を廻しさえすれば、その妖艶な身体を腕の中にしっかり収められる・・・

そんな距離なのに、それが出来ない。
魅惑的な皮膚を纏った少女の身体が、すぐ傍にあるのに。
焦らされ続けた少年の身体は、全身での接触を待ちわびている。

少しでも気を抜くと、少女の肌を追い求めてしまう。

半裸なのに。
少し当たっているのに。
透明が故に、触ることは許されなかった。

許されているのは、見ることだけ。
その為だけに作られたとしか思えない、男を魅了する身体。
しかも、そんな姿をこの距離で見続ければ・・・きっと・・・もうすぐ・・・耐えられない。

だが、目を逸らし続けることなど、少年には許されない。

「ねぇ、どうしてもっとジックリ眺めてくれないの」

少年の胸に、由香の乳房がコッテリと擦り付けられる。

「ちゃんと見ないと、もっと凄いことしちゃうかも」

凄い・・・こと・・・。・・・して・・・くれ・・・る・・・

「それとも、されたいの?」

し・・・。

危うく返事をしてしまうところだった。

でも。

見なければ、もっと何かをされてしまう。
こみ上げてくる期待感を、何とかねじ伏せる。
これ以上、何かされるわけにはいかない。
見るだけなら、少しだけなら・・・大丈夫かもしれない。

それに、仕方いんだ。
助かる手段は、他には無い。
ほんのちょっと、見るだけだ。

そう・・・ほんの・・・・

・・・・

目が・・・目が言うことを聞かない!

あれは・・・目の毒・・・だ。
判っているのに、目が勝手に、見続けてしまう。
目線を逸らす事が出来ない。

少年の胸に押し潰されているのは、あの球体。
滑らかで、見れば見るほど身体がゾクゾクする、不思議な形状の球体。

いや、そんな風に考えてはいけない。
あれは・・・脂肪・・・だ。
そう・・・単なる・・・脂肪の塊。
うん。何と言うこともない。ただ、脂肪が当たっているだけの事だ。

にゅん

でも、この弾力・・・そして、あの揉み心地。
この、ムッチリと指を押し返す弾み具合。
吸い付くような肌ざわり。
淫らに形を変えて、どこまでも少年の指を飲み込むあの魔乳。

「本当は、見たいんでしょ?」

目の前に、すらりとした肩が見える。
まるで由香の抱きつかれているみたいな距離。
肩から始まる、なだらかな丘陵が、一気に素晴らしい曲線へと変化する。
そしてその、見事に丸く膨れ上がった肉球が、二人の身体の間にあるに違いない。

少年の目が、ゆっくりと由香の素肌を這って、二人の境目にあるものを見ようとする。

二匹の淫らな生物が蠢いている!

意思を持って生きているとしか思えない。
アレは、男を魅了する、人とは違う生物だ。
しかも、明らかに成長している。
さっきは・・・あんな淫らな色じゃ・・・なかった。
今までは、ぬめるような輝きなどなかった。
ああ・・・動き方も・・・違う。
球体の中へ誘い込むように、妖艶な変形を繰り返している。
見ているだけでも、その中に吸い込まれそうだ。
それが、ああ、少年の胸に取り憑こうとしている。

まるで吸精生物のように、乳房が蠢く!!

由香の胸に寄生している二匹の生物。
そいつらは、その見事なまでにムチムチとした質感でもって、乳房の振りをしている。
その魅惑的な輪郭が、次々に変化してゆく。
乳房を由香が両手で激しく揉みしだくにつれ、覆いきれない指の間から、次々に柔らかな肉塊がはみ出る。

膨らみは次々と変形を繰り返し、見事な曲線美を少年に見せ付ける。
どんなに指で揉んでも、官能的な曲線美が失われない。
そればかりかその形の変わり方自体が、少年を誘っているかのように見えてしまう。

次々に素晴らしい蠢きを披露する肉塊から、もう目を離せない。

しかも・・・どんどん・・・大きくなってゆく

信じられないことに、魅惑的な双乳がますます鮮明に、そしてよりハッキリ存在を主張する。
いつのまにか、少年の視野を覆い尽くしてしまう。

目を乳房に塞がれた少年に、それ以外の物は目に入らない。

「うふっ。体が熱くなってきてるわよ」

ただ、和美の声だけが聞こえてくる。
蠢く乳房と、子守歌のような和美の囁き声。
それが全てだった。

少年の耳元で妖しく囁きながらも、和美は丹念に優しい愛撫をその分身へ加え続ける。
破裂させたりしないよう、細心の注意を払って。
緩かに長続きする官能の炎を、怒張の芯へ巧みに埋め込み続ける。

・・・身体が・・・熱い

股間からも、胸からも、熱い何かが少年の腰に流れ込んくる。
入ってくる何かを、防ぐ事が出来ない。

決して外に出て行かないそれは、少年の腰のあたりに次々と凝集してゆく。
時間が経てば経つほど、溶岩のように熱くなってゆく。

・・・このままでは・・・

二人から同時に責められていては駄目だ。
和美の手による誘惑は、実に穏やかだ。
これだけならば、まだ耐えられる。
落ち着け、そう、落ち着くんだ。
何とか、この快楽に飲み込まれないようにしなければ。
こういうときは、まず、深呼吸だ。

しかし少年は、自分が由香の胸に覆い被さるように覗き込んでいるなど思いもよらなかった。

由香の上気した肌から放たれる香りは、乳房のところでぎゅっと谷間に集められるらしい。
胸いっぱいに息を吸い込んでから、肺に満たされた甘い香りにようやく気付いた。
香りの筈なのに、まるで飲み物を飲んだかのように、少年の体内へと浸透してゆく。
呼吸をするたびに、彼女の体の間から立ち登る芳香を吸い続けてしまう。
密着しそうにくっついているので、薄まることなく、由香そのものの香りが次々と体内に流れ込んでくる

しかし、香りによる誘惑だけではない。視覚的な誘惑も健在だった。
妖艶な芳香にくるまれた魅惑の乳房が、蠕動しながら少年を誘う。

「見るのはそこだけ?」

由香にそんな事をいわれても、どうしようもなかった。

・・・熱い・・・

釘付けになった目線は、もはや乳房から逸らせられない。
一瞬たりとも同じ形にとどまらない乳塊は、常に新鮮な誘惑を振りまき、見慣れることなど不可能だ。

「気がつかない?」

双乳の重なり具合・・・絶景だ・・・
お互いがお互いを貪るように、双球がお互いをその中に取り込み合いをしている。
二つの球体を重ねると、なんでこんな魅惑的な形になるのだろうか。
鎖骨から始まる谷間の上空で複雑に形を変える美乳。
それはもうあの双乳の合わせ目に入れれば、どんなに素晴らしい思いを出来ることか。

「見えてる筈なんだけどなぁ」

一体何の・・・

〜〜〜 すすすっ 〜〜〜

・・・見えた。

・・・見なければ・・・良かった・・・

知ってしまってはもう駄目だった。
チラチラ見えるそれを、どうしても目が追ってしまう。

激しく揉まれる由香の乳房の稜線から、和美の手がチラッと下に見えるのだ。
そう。俺の分身を執拗に撫で回す、白い指。

胸にひしゃげるオッパイと、少年の分身を扱く手のひらが一度に見える絶好のアングル。
そんな光景が有り得るなど、想像したことも無かった。

撫でられる感触だけではなく、分身を這い回る10本の指が、視覚的にも脳へ飛び込んでくる。
それも、見事な乳塊の動きと一緒になって。

「どう?こうすると、パイズリされているみたいでしょ」
「それよりも、もっと気持ちいい思いが出来るわよ」

二人の少女が、左と右から囁いてくる。
少年の耳元に当たる息が、見えない愛撫となって首から下半身へ舞い降りる。

・・・くっ

由香の乳房がこんな、こんな近くに!。
パイズリだったら、こんな舌を伸ばせば触れられるような至近距離に乳塊が有るはずはない。

それなのに。

ひたすら分身に加えられる妖しい刺激。
そして顔面数センチの距離で蠢く由香の見事な膨らみ。

本当にパイズリをされているようだ。

いや、それ以上に・・・気持ち・・・いい・・・。

別々の愛撫が・・・混ざり合って・・・倍以上の快感が・・・

胸に擦りつけられた由香のオッパイが、少年の分身に巻き付く和美の指先と混ざり合う。

そんな愛撫・・・もう・・・耐えられない。

自分の胸なのに、これでもかというぐらいの激しさで揉みたてる由香の手。
休み無く少年の分身を絶妙のタッチで撫で続ける和美の手。

弾力感溢れる由香の乳房は少年の胸にその刺激を。
爪や指の腹、背まで活用した和美の愛撫は、絶え間ない快感を分身に溜め続ける。

感触だけではない。その行為を同時にハッキリと見させられる。
まるで由香の乳房で分身を揉みたてられている様に。

2倍の破壊力が少年の性感を苛み、脳細胞が真っ白に染められてゆく。

駄目だ。このままでは、すぐにも・・・逝ってしまう。
目の前の誘惑から逃げるには、そう・・・

「目を瞑ったって駄目よ」

見え・・・る!?

目を瞑っているのに、少年を責め苛む見事な乳房が、何故かより鮮やかに見える。

「ほら、くっきり見えているんじゃない?」

揉まれて変形しても、素晴らしい弾力ですぐにもとの綺麗な形を取り戻す魅惑の塊。
蠢く様までハッキリと見える。
目を開けていたときよりも更に魅惑的な乳房が、まぶたの中に映る。
それも、少年の分身をその二つの膨らみの間に包みながら蠕動している。
分身を撫で、口の中でしゃぶり、頬張る、歯の無い柔らかな生き物。

「もう頭の中に焼きついちゃったのよ」

・・・自分の・・・脳に・・・

「それに、体にあたっているんだから、目を閉じても無駄よ」

認めざるを得なかった。
どちらかというと目を瞑ったほうが、感覚が鋭敏になって、いっそう乳房の弾力を感じてしまう。
それに、この蠱惑的な香り。

「どう?感じてるんでしょ」

認めれば、ますます責めの激しさを増すつもりに違いない。
だが、表情は見えていない筈だ。
この快感さえ由香に悟られなければ、巧くやり過ごせるかもしれない。

「なんで口で否定しないの?。口を開いたら、喘ぎ声が出ちゃいそうなんじゃない?」

少年は、必死に口を閉じ続けていた。
個室で由香にキスをされてから、舌は快感に忠実で、少年の意思になど全く従わない。
今だって、由香の舌が巻き起こす、濃厚な触れ合いを求めている。

だた、何とか首を横に振る事が出来た。

「嘘つき」

即座に否定された。
一体、何を根拠に。

乳房に釘付けになっている少年の前に、由香の手が突きつけられる。

「とっても興奮してたんでしょ?。ね、見て」

由香の手のひらには、水が貯められていた。
それが何の証拠だというのだろうか。

由香が指先を広げても、水はこぼれなかった。

「ほら、こんなにドロリとしちゃって」

貯まっているのは、水なんかでは無い。

緩められた指の隙間から、徐々に指先を伝うようにして少女の手を覆ってゆく。
重力に引かれながらも、緩慢に濡れ広がる透明な液体。
信じられないほど、ヌルヌルした液。

「そうよ。先走りがこんなにタップリ垂れてきたのよ」
「とっても感じていたってことじゃない」
「恋人の胸にされてるんだから、仕方ないわよね」

恋人の胸?あれはブラウスの隙間から・・・
でも、確かにこんな感じだった。

「違うの?あの時のこと、ちゃんと思い出してよ」

そう、図書館で見えたのは、・・・見えた・・のは・・・

・・・・・・・

見えた事は覚えているのに!!
何故か由香の乳房しか思い出せない?

いや、実は胸がそっくり・・・だった・・・か?
服を着たままの恋人の身体つきはちゃんと覚えている。大丈夫だ。

でも、服の下の姿・・・は・・・由香の・・・あれ?由香?

じゃあ、あの時の・・・一緒に・・・図書館で、隣に居たのは・・・

何か・・・記憶が・・・変・・・
想い出はちゃんとあるのに、何かがおかしい。

「凄いわねぇ。これ」

更に畳み掛けるように由香は指を摺り合わせ、妖しい皮膜を細長い指に纏い付かせる。
自分の先走りを手に塗りつけてゆく由香の姿に、些細な疑問など一瞬で消し飛んでしまう。

「くちゅくちゅって音がするわよ」

粘度が高いのか、キラキラ光るコーディングは分厚い皮膜となって由香の指に一体化する。
くっつけた指を離すと、間には銀色に輝く数本の糸が跡を引く。

「フフ。このネチョネチョになった手で、・・・」

ただでさえ蠱惑的な瞳が、一段と強い輝きを発している。

「・・・扱いて欲しいんじゃない?」

空中で、何かを握り締めるように、一本一本指を筒状に丸めてゆく。
ぬるぬるの粘液を分泌する円筒。
指で作られた筒壁は、それぞれ5本分、独立した締め付けを少年の分身に約束していた。

「この中に、入れたくない?」

由香は少年を見つめながら、妖しく尋ねる。

「ヌチュヌチュの指を竿に絡めるようにして、ジュブジュブに扱いてあげる」



本短編について、是非下記アンケートに御協力ください。

質問 選択肢
問1:仮想パイズリが少年に与えたダメージ  GOOD!
 まあまあ
 くだらない
 効果無し
 判らない
問2:少年はヌルヌルとした指の誘惑を拒否出来るか  もう為すがまま
 自ら円筒の中へ入れてしまう
 退ける
 抵抗するけれど、やっぱりされてしまう
 判らない
問3:少年は、誘惑されましたか  凄まじい誘惑感だった
 かなりの誘惑感だった
 まあまあの誘惑感
 誘惑感が足り無いぞ(もっと誘惑を)
 誘惑感が足り無いぞ(描写が拙い)
 誘惑感は皆無だね
 判らない
問4:
問3の理由は
 水着
 半脱ぎ
 脚
 唇
 舌
 乳
 手
 芳香
 囁き
 吐息
 密着
 文章
 全体的に
 その他
 判らない



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管理人:鷹巣 椎茸