初版:2007/06/18
改定:2007/06/20
MEGAZONE WORLD - 小説 - 女子更衣室内誘惑責め

女子更衣室内誘惑責め・その8A


少女の蠱惑的な躯が、透明化した少年を誘惑する


ver 01.01
荷物の方へ、ちょっと目を逸らした瞬間だった。

ふにょん

かなり柔らかなモノが少年の胸に押し当てられていた。
間違いなくアレだ!
他の何物でもない。

「どうしたの?」

キス出来そうな距離で、由香の口が開く。
赤い唇の間からは、舌という名の生き物が身をくねらせる。

あれに巻き付かれたらタダでは済まない。
その圧倒的な快感は、個室で十分に経験済みだった。

「震えてるの?」

思い出しただけでも逝ってしまいそうな、あの舌使い。
少年がそのときのことを意識していることを十分に判りながら、由香は会話を続ける。
それも、獲物を嬲るように吐息を吹き付けながら。

「見ても、いいのよ」

なんとか辛うじて、目を逸らしているのに。
胸に押し当てられているモノの正体は判っている。
でも、頬がふれあいそうなこの状況で、アレを真上からのぞき込むわけにはいかない。

「気になるんでしょ」

柔らかいのに、和美のしっとりとくるみ込むような塊とは違う。
何故か押し当てられた肌に吸い付いて、揉みしだく事を強制するような不思議な魔力を持った塊。
間が開いたりせずに、双乳の間が丁度ぴったりくっついている絶妙な形状。
そんなものをこの距離でのぞき込んだりしたら、耐えられない。

「判るでしょ、水着、脱げちゃってるの」

見見見見見見・・見・・・見無い・・・み・・ない・・

少年の肌には、水着も当たっている。
つまり、乳房から水着が剥けかけている境目。
今、下を見れば間違いなくアレが見える。
水着の胸元からでも十分にその姿が堪能出来た、二つの見事な乳房。
その姿を綺麗に曝しながら少年の胸に当たっている。

「ほら、こんなに」

見なくても、接触具合が変化するにつれ、アレの輪郭がハッキリと判る。
いや、判らされる。
触っちゃ駄目って言っているくせに。

「私が自分で触っているだけよ。ほら、腕でV字を作ると、こんなに胸が突き出るでしょ」

かすかな触れ方だったのに。少年の胸の上で、あきらかに何かが潰れ、変形する。
球体の変形が少年の肌に施す魔の蠢きは半端なモノではなかった。
まるで、双乳が少年の胸板に同化して中へ入り込んでくるような滑らかな動き。
接触しているだけだというのに、少年の皮膚を中へ吸い込むように蠕動する。

「もうブラウスは着てないのよ。ほら、しっかり覚えてね」

ブラウスの間から見えていたのは、こんなに凄い魔乳だったなんて。
押しつけられているだけで、今にも逝ってしまいそうになる。

「それにねぇ、さっきの揉み方、とっても上手だったわよ。
 おかげで疼いちゃってほら、こんな色になってるのよ?」

見見見みみ・・・みない・・・みてない・・・見え・・た・・

嘘みたいに綺麗な色だった。
乳房って、こんな綺麗な色に染まるんだろうか。
風呂上がりの上気した肌、いやきっとそれよりも破壊力があった。

透き通るような薄ピンク色に輝く球面が少年を待っていた。

「あなたの手が、ここを興奮させたのよ」

由香の囁きが、少年の背筋を震わせる。
ただでさえ和美が分身をゆっくり扱いているのに、そんなモノを見てはいけなかった。

もう駄目だ。
身体の中に、灼熱の塊が確実に育ちつつある。
前から押し当てられている恋人の胸。接触しているだけで、堪らない気分になってしまう。
こんな状況に居続けてはまずい。

「あらぁ、もう限界なのかしら。やっぱり、恋人の胸って気持ちいいのね」

後ろに逃げることも出来なかった。
少年の背中でも、大きな胸が触れるか触れないかの距離で待ち構えていた。
それが今、逃げ出そうとした背中にバッチリ当たっている。

「私の胸も、忘れないでね」

とても信じられないこの柔らかさ。そして他の少女より並外れて大きなこの塊。
この触れているだけで安らぎを覚えてしまう乳房の持ち主は、和美以外にはあり得ない。
それがフンワリと、背中に優しく押し当てられている。

逃げられない!?

美少女二人が作る肉体の枷。
前後から寄り添うようにピッタリ挟まれ、逃げられない。

巧みな距離を保って、微妙に触れてこない彼女達の体が実に悩ましい。
少年から抱きつく事は許されず、見事な乳房のみが体へ微かに押し当てられている。
おかげで、そこにばかり意識が向いてしまう。



本短編について、是非下記アンケートに御協力ください。

質問 選択肢
問1:01話からのリズム感  各話展開がスリリングでとってもドキドキ
 そこそこのテンポで順調に進んでいる
 焦らされ感はあるが、そこがまた良い
 変に焦らせすぎ。テンポ悪い。
 ちっとも話が進まず、非常にかったるい 
 話が迷走していて不安だ
 判らない
問2:本話(まだ書きかけです)への期待 ※2007/06/19 数行加筆。構成検討中。後半は9Aに。
 最高。
 良さそう。
 悪くは無い。
 イマイチ
 つまらん
 まだ判断出来ない
 どうでもよい
問3:
少年の興奮具合
 もう駄目。(FINISH)
 後一押しで墜ちる
 更に凄い責めをされるまでは何とか我慢。
 耐えるが、あまり余裕は無くなった
 まだまだ、全くの余裕で耐えられる
 どうでもよい
問4:
次話への選択肢
 目の前の由香とネットリ舌を絡め合う
 このまま二人にされ続ける
 顔を、背後にいる和美の方に向ける
 更衣室内にいる他の少女達を見させられる
 更衣室の外へ逃げ出す
 開いているロッカーへ逃げ込む
 恋人の沙也香を思い出して耐える
 絶対その他選択肢
 どうでもよい



次話選択:

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管理人:鷹巣 椎茸