初版:2007/01/22
改定:2007/07/08
MEGAZONE WORLD - 小説 - ロッカー密着誘惑責め

ロッカー密着誘惑責め その2


密着してくる由香。少年は、淫らな躯から逃がれられない。


ver 01.02

「由香の身体、いっぱい味わってね」

何をしていなくても、きつく抱きしめているかのように感じさせられる由香の身体。 豊満なその胸が、ひしゃげるように密着してくる。 密着している由香が呼吸するだけで、まるで愛撫のように淫らなマッサージへと変わる。

「タップリ触れて、嬉しいんでしょう」

まだ何もされていないのに、由香の胸元から立ち上る彼女の芳香。動物的なその香りを吸い込んだだけで、妙な気分になってしまう。

「ほら、心臓の鼓動が早くなってきた」

彼女が身動きする毎に、彼女の香りが小さな密室に放出される。今や、由香の蠱惑的な体臭が密室に充満していた。

「ご主人様ぁ、二人っきりですねぇ」

これからの行為を予感させる香りが、理性を覆い尽くしてゆく。

「”ご主人様”っていうと、鼓動が早くなるのね」

別に服が乱れたりしたわけでも無いのに、由香の素肌がくっきり光り輝いているのがハッキリ見える。

「そういう風に呼ばれると、どんな凄いエッチなことでもしてくれそうな気がしちゃうのかしら。そうでしょ、ご主人様ぁ」

密室の暗がりで、そんな台詞を、喘ぐように囁いてくる。

「ふふ。ご主人様ったらぁ、」

否応もなく再び屹立し始める分身。

「そんな想像をして興奮しちゃってたんですね」

この狭いロッカーの中では、お互いの横顔しか見られないというのも刺激的だった。 差し込む格子状の明かりでうっすら見える素肌、暗がりには由香の唇だけが濡れたように光っている。

「まだ何もして差し上げていないんですよ、ご主人様ぁ」

肉体の反応が筒抜けだった。下腹部が密着している状況では、分身が鎌首を持ち上げただけでそれと判ってしまう。

「さあ、ご主人様ぁ。ご命令は何ですかぁ」

身体全体を揺すりながら、甘えるように聞いてくる。

「ご命令は、何でも従いますよ。そう、”どんな”ご命令でも」

乳房を捏ねるように擦り付けながらの質問は、いかなる命令を待っているか明らかだった。

「ねぇ、ご主人様ぁ」

(ひっ)

両足の間に割り込んだ由香の片脚。その見事な太腿が、股間に擦り付けられる。

「ご主人様、ご主人様、ご主人様、ご主人様、ご主人様ぁ」

(ひっ、あっ、ひぃっ、ひゃっ、あっ)

待ちきれなくなったのか、分身をグリグリと太腿で刺激してくる。 下着に抑えられて上を向けず強張っている状態のソレを、滑らかな弾力が包みこむ。

身を捩っても無駄だった。太腿の刺激から逃げられない。

左右に腰を捩って逃げようとしても、その度に彼女の臀部が仕切り板との間で果たす弾力感が、ダイレクトに自分の腰に返ってくるだけだ。

「ご〜主人〜様〜」

ノリノリだった。縦横無尽に太腿で愛撫する。

(逝く・・・逝っちゃう)

「ふふふふふ」

あとちょっとで気持ち良く逝けるという瞬間に、太腿が外された。絶妙なタイミングだった。

「ご主人様の身体、もうちょっとで破裂しちゃいそうでしたよ」

興奮具合を読まれている?

「フフ。お体の熱くなり方で、タイミングが正確に判るんですよ」

このままでは逝けないまま、ずっと焦らされ続けてしまう。 何しろ身動きできないこの状態では、由香が太腿を上げてくれない限り、自分から擦り付けることも出来ない。

「ご主人様ぁ、辛いところはありませんか?」

判っているくせに。

「さあ、恥ずかしがらずに仰ってください」

ま、また!!

ムチムチとした弾力で押し包みながら、全身でしがみつくように体重を掛けてくる。 その一方で下からは股間を撫で上げるように由香の太腿が蠢く。 由香の香りに包まれて、このまま逝ってしまえればどんなに素晴らしいか。

由香に反応を読まれなければ、このまま逝けるかもしれない。 次々沸き起こる愉悦に嬌声を漏らしそうになるが、必死に口を閉じた。

「フフ。無駄ですよ、ご主人様。だってぇ、こんなに熱い棒が当たっているんですもの」
「最後の方になるとー、とってもビクビクしちゃってー、すっごく判りやすい子なんですよー」

(・・・このままでは・・・由香に・・・)

「あ、ご主人様ぁ。顔が赤いですよぉ」

こんな暗い場所では顔色まで見え無い筈なのに。

「ご主人様、とっても興奮してるんですねぇ」

いくら由香がスリムな身体つきであっても、要所要所はボリューム感抜群だ。 意識しないようにしても、こんなにはっきり当たっていては無駄な話だった。

「ご主人様の息、とっても荒いです」

あまりの狭さに、呼吸さえ満足に出来ない。 由香が息を吸うたびに、ムッチリとした胸が更に大きくなる。

「ふふ。ご主人様、呼吸を合わてあげますぅ」

密閉度の高いこの空間では、由香が息を吐くたびにその甘い息を吸わされる。

「由香とここに入ったら、もう元の体ではいられないんですよぉ」

妖しい声が少年を包み込む。

「入っちゃったら、もう逃げられないんです」

由香の腰骨がガッチリと腰に嵌り込んでいるので、腰は全く動かせない。 更に彼女の豊かな胸はムッチリと潰れながらも、その弾力で上半身を押さえつけてくる。 一人なら横歩きで簡単に出られる筈のロッカーが、今や完全な牢獄と化していた。

「もう限界が近いんでしょう、ご主人様ぁ」

限界まで大きくなった分身を脚で感じとった由香が、煽り立てるように悩ましく囁く。

「そんなに溜めると、身体に悪いですわよ」

溜めているのは、由香なのに。下半身の自由は、すっかり由香に握られていた。

「さあ、由香の太腿で、どうして欲しいんですか、ご主人様」

勃起に柔らかな肌が当てられて、そこで動きを止められてしまう。 当たっているのに、自分ではそれ以上何も出来ない。あとちょっとなのに。

「ふふ、このご主人様ったら。犬みたいに腰を振りたいの?」

思わず焦れた少年が腰を動かそうとするが、腰を動かす余地は無かった。 由香に股間を押し付けているにもかかわらず、前後の壁に二人が挟まれている状況では、全く動かせないのだ。 ちょっとでも擦ることが出来れば、敏感なあそこが、どんなに気持ちよくなることか。 でも、自分では動けない。

「思いっきり腰を振って、アソコを擦り付けてみたいんでしょ」

(・・・擦り・・付け・・たい・・・)

カクカクと、腰が前後動を求め始る。 しかし、腰ががっちりと噛み合っているこの状態では、ヒクつく腰は一ミリも動かない。 これでは、単にあたっているだけだ。 肌でアソコをなすられる、気持ちののいい感覚を全く得ることが出来ない。

「逝きたいんでしょ。自分から、いっぱい擦りつけながら、逝きたいのよね」

(・・・逝きたい・・逝きたい・・・逝きたい・・・)

二人ともこの場から一歩も動いていないのに、じんわりと汗ばんでいた。

ロッカーの内部に立ち込める、由香の妖艶な香り。 いまやその香りが狭いロッカー内に充満していて、皮膚から浸透するかと思うぐらいの濃厚さになっている。 更に息をすればするほど、その香りが体内にまで染み込んでくる。

「由香に、とってもイヤラシイこと、して欲しいんでしょ」

逝きたくてジタバタする身体を、由香のしなやかな身体が覆い尽くす。

「ふふふ。暗くて狭いロッカーの中で身動き一つ出来ず、感じるのは由香の身体だけ」
「このままでは、自分からは何一つ出来ず、由香の香りに包まれたまま永遠に喘がされ続けるんですよ」
「さあ、ご主人様ぁ。願い事を由香に言ってくださいね」


アンケートご協力ありがとうございました。(締切:2007/07/23)



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管理人:鷹巣 椎茸