初版:2007/12/23
改定:2008/05/11
MEGAZONE WORLD - 小説 - ロッカー密着誘惑責め

ロッカー密着誘惑責め その8


密着してくる由香。少年は、淫らな躯から逃がれられない。


///// 以下 β版 /////

ver 01.01

「何も……何もしてない」
「本当かしら。だって、声が震えているわよ」

声だけじゃない。体も震えていた。 もう、我慢できそうにない。 あんな強烈な誘惑をされたら、誰だって耐えられないじゃないか。 ただ、俺の心がその妖艶な身体に惑わされかけた事を、決して由香に知られるわけにはいかなかった。

「本当は、私の身体を思い出していたんでしょ?」

由香の瞳に見つめられると、思わず吸い込まれそうになる。 その澄んだ瞳が、ジッと俺の目を捉えて、離さない。 まるで、目から真実を吸い出されているような気がする。

「な、違うって。別に何も……」
「フフ。すぐ判る嘘をついちゃって」

水気をタップリ帯びたように輝く由香の唇が、淫猥に蠢きながら俺の首筋に甘い吐息を吹きかけてくる。 たったそれだけの事でも、耐性の無くなった身体に快感のさざ波が走ってしまう。

「だって、ほら」

由香の唇がニヤッとつり上がるのに気付いたときには、既に手遅れだった。

「勃ちっぱなしなんでしょ?」

言葉と同時に、ムッチリとした太腿が、股間へ擦りつけられた。
今までそこだけお預けをされ続け、より敏感になっていた部位への一撃。

「ふふっ。やっぱり。」

押し当てられた太腿が、怒張を軽くなぞるように動く。

「こんなにガチガチにしちゃって。」

ちょっと動かされただけでも身体が破裂しそうなほどの快感が、 股間から全身へ一気に快感が走り抜けた。

「どう?」

濡れた瞳を輝かせながら、由香は上目遣いに俺を見上げてくる。
まるで目を通り抜け、脳髄に達するかのような妖しい視線。
その妖艶な目線は、真っ直ぐ俺の目を捉えて放さない。

「今にも逝っちゃいそうなんでしょう?」

言葉で否定してみても、腰に廻された由香の腕は俺の反応をしっかりと読み取っている。
しかも由香は、楽しそうに俺の顔を見つめてくる。

「言っておくけど、もう自分じゃ逝けないわよ」

自信たっぷりに由香が告げてくる。

そんな馬鹿な。
マグマを限界まで溜めきった股間の疼きは、もう臨界寸前だった。
身体の中で何かが狂ったように熱くのたうち、今にも弾けそうだ。

「そう? だったら、確かめてみる?」

そう言うなり、押し付けた太腿を蠢かせてくる。
たちまち体の芯から、我慢しがたい衝動が吹き上がる。

「自分で扱いていた時には、ここまで気持ち良くなれなかったんじゃない?」

必死に我慢しても、ローションを流し込まれヌルヌルになった分身ではどうしようもない。
この限界ギリギリな状況がわかるのか、由香は強い刺激を避けてやわやわと分身を刺激し続ける。
耐えようにも、こそばゆい刺激は次から次へと分身に襲いかかってくる。

「逝くのね」

その瞬間、見事な太腿の感触が股間から消え去った。
怒張が下着の中でビクンビクンと打ち震えるが、射精まで至らない。
絶妙のタイミングで中断された、太腿による愛撫。

「あーら可哀想。あとチョットだったのにね」

ズボンの上にクッキリと輪郭の浮き出た分身に、由香のしなやかな手の平が当てられた。
ただ単に押し当てるだけではない。
細く伸びた指先で、怒張を優しくあやすように撫で始める。

「一度でも由香の太腿を味わっちゃうと、何をやっても自分では逝けなくなっちゃうのよ」

由香は魅惑的な笑みを浮かべると、絡みつくような指使いに切り替えて股間を撫で回す。
傍目は単に服の上から手で撫でているだけかもしれないが、下着の中ではグチョグチョになった粘液が砲身をくるむように流れてゆく。

「そのことは、さっき自分でも判ったんじゃない」

もはや怒張のラインがクッキリと服越しに浮き出ている。
由香が妖艶な笑みを浮かべると、ズボンの上から握り込むようにして分身を撫で始める。
その淫猥な動きに、ヒクヒクする砲身が火を噴きそうになる。

……なのに

自分で扱いていた時と同じだった。
今にも逝きそうなのに。
由香のほっそりとした指に扱かれ続けているのに、何故か逝けない。

「さあ、どうして欲しいの?」

指で怒張をじわじわと刺激し続けながら、由香は誘うように舌で自分の唇を妖しく舐めあげた。
///// 以上 β版 /////


2008/04/14 アンケート回答締切。 有難うございました。


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管理人:鷹巣 椎茸