初版:2007/01/19
改定:2007/07/08
MEGAZONE WORLD - 小説 - ロッカー密着誘惑責め

ロッカー密着誘惑責め 新版:前編


密着してくる由香。少年は、淫らな躯から逃がれられない。


ver 01.02

「ふふっ」

突然現れた手に、身体を引っぱられる。一瞬の早業だった。

「やっぱり、来たわね」

由香の官能的で甘い囁き声に、ゾクゾクとした震えが背筋を走る。

「ひっ」
「フフッ。どうしたのかしら」

肉感的な身体が一瞬見えた、などと思う暇もなかった。全身に抱きつくようにして、柔らかな極上ボディが押しつけられる。 見るだけでも妖しい気分になってしまう、媚薬のような身体。その身体が、くねらるように全身に絡みついてくる。

「や、やめろ」
「うふふっ。そんなに慌てて、一体どうしたの」

(・・・む・・・胸が、当たって・・・)

「え、なぁに?」

首筋で甘く囁く由香の囁きに、思わず全身が熱くなる。理性を溶かす強烈な色気が、その身体だけではなく、声からも伝わってくる。

「これが気になるのぉ?」

”これ”という言葉と同時にその物体は、ズッシリとした重量感を伝えてくる。

「気になるんだぁ」

ますますハッキリと胸板に当たる、二つの大きな膨らみ。 しなやかな身体に抱きつかれた上に、この魅惑の乳房を押しつけられたままでは、気が変になってしまう。

「いいから離れてくれ」
「ふ〜ん。そう。だったら、どかしてみてよ」

その柔らかな身体を両手で挟んで・・・・

「・・・くっ・・・・」
「どうしたの?私をどかすんじゃ無かったの?」

手の平にしっとり吸いつくような由香の肌。褐色の腕を払いのけようとした手に伝わる、素晴らしいさわり心地。きめ細やかな肌が気持ちいい。

「さあ、どうするの」

挑むように見上げてくる由香の瞳。綺麗に澄んだ瞳が真っ直ぐに見つめてくる。由香の腕に触れている状態で、こんな風に見つめられると背筋がゾクゾクしてしまう。

「ねえ、どうしたいのぉ」

由香の囁きと共に首筋へ生温かい吐息が吹き付けられ、ますます背筋のゾクゾク感が止まらない。

「さあ・・・」

かぐわしい吐息。首筋にかかる息は、まるで液体のように身体の中へ浸透してくると、アルコールのように身体を熱くさせる。

ふぅうーーーーーーーーーーーー

由香は言葉を発せず、息だけを首筋に強く吹き付けてくる。愛撫のような優しい息吹が身体を這い回る。

「ひゅぁぁ」

見えない愛撫に耐えられない。思わず声が出てしまった。

「ふふふふふふ」

吐息の愛撫が止まらない。首筋が弱点だと言うことを、しっかり見抜かれている。

もにゅん

由香の腕に、指が沈み込む。なんて柔らかいんだ! 身悶えしてしまいそうになる快感に、思わず手に力が入ってしまった。

「ふふ。もっと、ギュッてしてぇ」

(ああああああああああああああ)
吐息が、際限なく吹きかけられる!

まるで全身が由香の吐息に包まれたかのようだ。気がつくと、由香の身体にしがみついていた。

「由香の息、気持ち良かったぁ?」

息だけで。息を吹きかけられただけで逝きそうになるなんて。一体俺の身体は、どうしてしまったんだ。

「フフ。こんなに興奮しちゃって」

ガチガチに強張ったアソコが、パンツ越しにくっきり姿を浮き彫りにしている。 おかしい・・・。こんな筈は無い。ただ抱きつかれた位で、身体がここまで高ぶってしまうなんて。

「判らない?朝からのプレイ、そろそろ効いてきているんでしょ」
「もう、全身が性感帯みたいに、なっちゃてるんでしょ」

そんな!
だが、由香は俺の反応を知り尽くしていた。

「続き、して欲しいんでしょ」

喘ぐように囁く唇がイヤラシイ。

「ずっと、して欲しかったんでしょ」

そういいながら、じっと見上げてくる由香。その澄んだ瞳を覗き込むと、底なしの深さに魂を吸い込まれそうになる。

「さあ、言ってご覧なさい」

そんなこと、言えるわけが・・・ない。

「さあ、いいのよ」

由香が、じっと従順に待っている。

でも、言ってしまったら・・・。

「怖いの?そう、まだこういうのに慣れてないのね」

由香からもキュッとしがみついてくる。

(柔らかい)

「もっと、触って良いのよ」

触っていい・・・。

「そう、いいわよ」

肉感的な腕の感触を楽しみながら、しがみついていた二の腕から肩へとなぞり上げる。 触れただけで指が軽く沈み込む滑らかさでありながら、プルンとはじき返してくるこの素晴らしい弾力。
(ああ)

「そう、その調子よ」

ただ腕を触るだけでは、もう物足りない。この腕の中にギュッと由香を抱きしめたい。それに、由香だって待ち望んでいる。

「そう、そのまま、いいわよ」

妖艶な美貌に淫蕩な表情を浮かべ、まるでご馳走を前にしているかのように舌なめずりをしている。

「さあ、いいのよ。もっと思いっきりして」

もう、たまらない。

スルッ

抱きしめようとした、まさにその瞬間に由香の身体がすり抜けてゆく。

(なっ?)

「どうしたの?しないの?」

また空振りした。

「由香の身体に、興味なくなっちゃった?」

身をくねらせて、魅惑のボディをアピールしている。くびれた腰がたまらない。

「きゃっ」

ロッカーの中に逃げ込んだところを捕まえた。こんな狭いところに逃げ込むなんて。
「うふっ。捕まっちゃった」

人の興奮を高めるだけ高めておいて、逃げるからだ。 ロッカーの幅が狭いので、向かい合わせに張り付くようにしないと出てこられない。 でも、見事な由香の肉体をようやくこの手に捕らえ・・・。

「ふふふふ」

この狭さでは由香に触れない。間違いなく身体でガッチリと由香を捕らえているのに、手が・・・
ピッタリと密着、いや圧着してくる由香の身体。でも、ロッカーが狭くて間に手が入らない。

「フフフ。捕まったのは、どっちかしら」

由香の囁きが首筋をくすぐる。いや・・・それだけじゃない。

(!)

「ようこそ、ご主人様」

(!!!!!!!!!!!!!!!!)

ピッタリ張り付いたその身体。由香が喋るだけで、まるで愛撫のような効果を発揮している!

「気がついた?狭くて身動きできないでしょ」

揶揄するように聞いてくる由香の身体から逃げられない。

(由香がここに逃げ込んだのは、罠!!)

「もう、このロッカーから出られないわよ」

正気に返った少年に、妖艶な声が絡みつく。



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管理人:鷹巣 椎茸