初版:2007/01/18
改定:2007/01/18
MEGAZONE WORLD - 二次創作 - 取れない繭

取れない繭 08(翌日、夕食)・その5


※ 本作は、とろとろ 氏 「千蟲姫エリヴィラ」への二次創作です。


ver 01.00
由香が真正面から少年をじっと見ている。少年と絡み合うように目を合わせていながらも、その体を微妙にくねらせている。だから常に見える角度が微妙に違い、由香の体に見慣れるということが無い。

「フフッ」

由香は自分の指を口にあてて、そっと唇をなぞる。唾液に染まったその指先が、艶々と光った。

「さぁ、食べてぇ」

白い乳液を溶かした泉のような肌を晒す由香の姿は、制服をまとった誘惑の塊だった。その艶やかな唇は、しっとりと水気を帯びている。その果汁が滴るような唇に、思わずしゃぶりつ付きたくなってしまう。

「どうしたの。いいのよぉ」

言葉は少年の手に、由香の胸から直接伝わってくる。揉みしだいてもいいと、言っていた。

(スススススス)

少年の足を、由香の脚が優しく撫でまわす。スカートがめくれあがって、由香の太ももが露わになっている。小麦色に輝きながらも透明感のある素肌。少年の着衣の上から、何度も執拗に脚を絡ませる。

「ほらぁ、食べて」

ぞわぞわとした震えが少年の足を這い登り、股間を直撃した。

「ね、いいんでしょぉ」

少年の反応をつぶさに読み取りながら、由香は少年を快楽の渦で絡め取る。

「ね、美味しい?」

少年は、まるで自分の足が性器になってしまったかと思うような快感を味合わされていた。足を丹念に撫で上げる由香の脚。その素肌は、布越しであっても少年の足をやすやすと魅了する。

「もう、我慢しなくて、いいのよぉ」

誘うようにささやきかける躯が、少年の上に乗り上げている。もうちょっと手に力を入れれば、簡単に足の上に引き寄せて抱きかかえられそうな素晴らしい体が、食べてとしきりに囁いてくる。

「フフ。全部、食べてぇ」

シャワーを浴びてから、妖艶さが一段と増した蠱惑的な由香は逆らい難い魅力を次々と発している。それに、足が伝えてくるこの接触感。由香の脚はたまらなかった。脚が触れているだけでこの気持ちよさ。きっと、腰を引き寄せて躯を抱き寄せたならば、どんなに素晴らしいことか。

「そうよぉ、いいのよぉ」

唇から喘ぐように言葉を紡ぎ、由香は少年をますます煽り立てる。

「そう、そうよぉ」

自分の体に回された少年の腕に力が入りだすのを感じて、由香は嬉しそうに声を立てる。

「両手で、触りたいでしょぉ」

この狂おしいまでに柔らかい胸。由香の体を膝上に抱きかかえれば、この塊を遠慮なく、それも二つ一緒に触ることが出来る。

「あんっ」

手が、もう手が勝手に・・・

ガクガクガクガク

少年の体が、痙攣するように震える。

「あらぁ、もう逝っちゃうのぉ」

倒れこまないよう由香にしがみ付いて辛うじて意識を保っている少年に、由香は自分から胸を擦り付ける。

「ほぉら。食べていいのよぉ」

由香にしがみつけば、しがみ付くだけ快感を与えられてしまう。

「いいのよぉ。逝っちゃいなさい。お姉様の前で」

沙織が横にいるのに、余りの快感に震えを止められない。

「由香の体に触っただけで逝っちゃう?ほら、もっと触って」

由香は、ますます少年に自分の体を触らせる。

「ふふ。もう逝っちゃっう?由香の躯を触っただけで、すぐに逝っちゃいそうになるのね」

快感に逆らえなくなった少年の目を覗き込みながら、一語一語ゆっくりと由香が囁く。

「きっとこれからは、由香に触られただけでも逝っちゃうわよ」

囁かれる言葉に、脳が震え上がる。恐怖、では無い。まるで、そんな快楽を期待するかのような震えだった。


参考の為、アンケートにご協力頂ければ幸いです。

問A:取れない繭(後半)に望むことは?  平常心を取り戻そうとする少年が、ずっと誘惑にさらされること
 少年がどんなに耐えようとしても、結局は何度も逝かされ続けること
 切なくなった少年が最後には、自分からおねだりするようになること
 少年が逝こうとすると、何度も焦らされ続けること
 どうでもいい
 少年の身も心も全て由香の虜になってしまう
 沙織に心を引かれながらも、体は由香のものなってしまうこと
 由香の誘惑を受けつつも、最後には沙織と親密になること
 少年が、由香や沙織のことなど忘れ去るような快感に襲われること
 少年は、結局妖女から抜け出せない
 妖女(エリヴィラ or リル・マンティス)と少年が親密になる
 繭の真価が発揮されること
問B:取れない繭(終盤)に望むことは?  平常心を取り戻そうとする少年が、ずっと誘惑にさらされること
 少年がどんなに耐えようとしても、結局は何度も逝かされ続けること
 切なくなった少年が最後には、自分からおねだりするようになること
 少年が逝こうとすると、何度も焦らされ続けること
 上記回答(後半)に同じ
 少年の身も心も全て由香の虜になってしまう
 沙織に心を引かれながらも、体は由香のものなってしまうこと
 由香の誘惑を受けつつも、最後には沙織と親密になること
 少年が、由香や沙織のことなど忘れ去るような快感に襲われること
 少年は、結局妖女から抜け出せない
 妖女(エリヴィラ or リル・マンティス)と少年が親密になる
 繭の真価が発揮されること


前へ 次へ 戻る









管理人:鷹巣 椎茸