初版:2007/09/09
改定:2007/09/12
MEGAZONE WORLD - 小説 - ロッカー密着誘惑責め

ロッカー密着誘惑責め その5 sample7


密着してくる由香。少年は、淫らな躯から逃がれられない。

///// 以下 作成中 /////

ver 00.04

「あら・・・。そうだったの」

俺の目から、何かを読み取ったようだった。

「うふふっ。そうよねぇ」

由香は俺の目を覗き込んだまま、長い指を見せつけるようにして、前髪を直す。

ぞわっ

俺の分身を、何かが扱きあげる。それも、由香の指に合わせて。 だが由香のもう片方の手は、今も俺の右手を捕らえている。 それも、指と指をしっかり絡み付かせたままなのに。 一体、どうやって?

「ふふふふふふ」

ぞわぞわが、止まらない。

由香の脚とは違う、この扱き方。 絶妙な刺激を与えつつ、分身を撫でさする。

「どこか、具合が悪いんじゃない?」
「ち、違う」

何をされているのか確かめたいのに、吸い込むような由香の瞳から目を逸らせられない。 俺の目を覗き込みながら、由香は自分の髪を優しく撫で続ける。

「違うの?」
「そうだよ。何でも無いったら」

あとちょっとで教室に入れるのに、そんな事を認めるわけにはいかなかった。 必死に平静を装って答えたが、由香の瞳が面白そうに輝いているのが気になる。

「そう・・・、違うの・・・」

口調とは裏腹に、全然残念そうではない。 髪を撫でつける由香の綺麗な指が、黒髪の間から見え隠れする。 強弱をつけるようにリズムを変え、何度も何度も。 その動きに合わせ、ぞわぞわした何かが分身を這い回り、緩やかに俺を責め立てる。

駄目だ。早く、教室に入らないと。

だが、由香は絡めた指を放そうとしない。 それどころか俺を見つめたまま、脇の下を見せつけるようなポーズを取ってくる。 半袖の袖口から魅惑の頂がチラッと見えた。

「ねぇ、何処を見ているの?」

俺の視線を追って、見られている場所を知りながらもそう聞いてくる。 更には胸を反らせて、一層魅惑の膨らみを強調する。

「もう、目を逸らせなくないんじゃない」

呼吸の度に妖しく起伏する肉塊を、何故かひたすら見つめ続けることしかできない。 触られているわけでもないのに、股間に由香の太腿が割り入れられているような悩ましい感触が蘇ってくる。

「さっきから体の感覚が、おかしいんでしょ」

ローションに嬲り続けられ、体の芯が火照ったままの身体。 そんな俺の状態を見透かしたように、由香が妖しく囁く。

「ね、そうなんでしょ」

教室の扉に突いた両腕の中に俺を閉じこめながら、至近距離に顔を寄せて尋ねてくる。 艶かしい由香の唇が目の前で蠢くのを見ただけでも、今にも逝ってしまいそうだ。

「なんでだか解る?」

由香から立ち昇る蠱惑的な香りが一層強くなった。 吸い込むほどに分身を覆うぞわぞわが、いっそう激しくなる。 まだ何もされていないのに、どうしてなんだ。

「身体が、覚えちゃったのよ」
「ひぁ・・・・っ・・・・」
「ロッカーの中では触感はあっても、身体を動かすことも出来ないし、何も見えなかったでしょ。 そんな状況に長く置かれると、感覚がとっても鋭敏になるのよ。例えば・・・」

まるで反応を測るように、由香の片腕が優しく俺の肩を撫で回す。

「ふふ。もう、こんな状態なのね」

肩口を撫でられているだけなのに。 それだけなのに分身を覆うぞわぞわが、由香の指に化ける。 もう、由香の指が分身を扱いているとしか思えない。

「ほら、とっても敏感」
「ぁ・・・・ぅ・・・」

悩ましい刺激に身体が敏感に反応してしまう。 そんな俺の様子を確かめながら、由香の手が淫らに蠢く。

「ふふっ。腕を撫でているだけなのに、変な声を出しちゃって。一体、どうしたの」
「・・・」

分身を扱きあげるヌルヌルの手の感触が、俺から言葉を奪う。 だが実際には、確かに誰の手も分身に触れていない。

「腕なのに、とっても敏感」

肩から二の腕にかけて、由香は愛撫を繰り返す。 その指が腕を撫でるのに合わせ、見えない淫指が俺の分身を這う。

「フフ、気持ちいいんでしょ」
「・・・違う・・・気持ち良くなんか・・・無い・・・」

体が、今にも欲望に負けそうだ。 でも、あとホンの少し耐えればいいんだ。 そう、この扉を開けさえすれば教室に逃れられる。 でも、由香の瞳が、俺を放さない。

「ふーん」

ジッと俺を見つめ続ける由香の瞳。 頭では逃げだそうと思っているのに、それが何故か自分の手足にまで伝わらない。 まるでその妖しい瞳が、俺の意志を吸い取っているかのようだ。 脳から手足に伸びる神経の途中、そう、俺の目から。

「でも本当は、もっと別なところがおかしいんじゃない?」
「・・・」

「いくら口を閉じようとしても無駄よ。ほら、その目。どうして潤んじゃってるのかしら」

だが、見つめてくるその瞳から、目を逸らす事も瞑ることも出来ないでいた。

「さあ、どこが具合悪いのか、言ってご覧なさい」

身体が一番疼く箇所を言ってしまえば、由香の指がそれは濃厚な愛撫を施してくれる。 この妖艶な質問には逆らい難い。

「・・・」
「声が小さくて、聞こえないわ」

危うく、声に出してしまうところだった。 こんな状況では長く持ちこたえられない。 早く、逃げ出さなくては。

絡められた指から自分の手を引き戻せなかった。 ドアノブは、すぐソコにあるのに。 そればかりか、指を由香に意識させてしまった事をすぐにも後悔する羽目になった。

「指なの?・・・、ううん、違うわよね」

由香が、まるで分身の疼きをを見透かすように、瞳を輝かせながら近寄ってくる。

「何処が具合悪いのか、由香なんかには言いたくないのかしら」
「・・・」
「どうして言えないの?」
「・・・」
「それとも、由香に言え無いような部位なの?」

喋りながら吐息を俺に浴びせるだけでなく、由香は捕らえた俺の指を丹念になぞり続ける。 急所を扱くようなその動きに、俺は砕けそうになる腰を支えるのに精一杯だった。

「さあ・・・何処が具合悪いの?。言ってご覧なさい。由香がタップリ面倒を見てあげる」

妖艶に迫る由香の姿に唾を飲みつつも、必死に堪えた。

「何処も悪くないの?本当かしら。だったら、どうしてフラフラしているの?」

もう言葉が出せず、首を振ることしかできない。
「本当に何でもないの?でも、顔が赤いわよ」

俺の両肩を掴んで、今にも触れんばかりに密着してくる由香の身体。 そんな魅惑的な肉体を間近に見せ付けられて、とても平静で居られるわけが無かった。

「本当はもう、立っていられないんじゃない」

複雑に絡められた由香の指。 分身に見立てた俺の指を、ほっそりとした5本の指で扱き続ける。

「ほら、どんどん力が抜けてくる」

入り口の扉に寄りかかっても耐え切れなかった。 俺の指を、由香はまるで分身を扱くような手つきで優しく撫で回す。

錯覚だ。こんなの、有り得ない。 誰も俺の股間に手を触れていないのに。 だが現実には、ヌルヌルの下着の中のぞわぞわが、見えない淫手となって動き出す。 指を扱く由香の動きに合わせて、存在しない淫手が分身を扱く。 それもローションをタップリと塗りつけるようにしながら。

「やっぱり、具合悪いんじゃない」

ち、力が。吸い取られるように身体から力が抜けてゆく。 教室の扉に寄りかかっても、崩れ落ちてしまいそうだ。 由香にロッカーの中で散々身体に仕込まれた快楽の種。 その種が俺から力を奪ううようにして、急速に芽吹き始めていた。

「そういう時は、ほら、深呼吸して」

知らず知らず、俺の腰はズルズルと下がっていた。 俺の方が背が高い筈なのに、由香は覆いかぶさるようにして蠱惑的な身体を近づけてくる。 風通しの良い廊下に立っているのに、由香の放つ甘い香りが俺を包んで放さない。

「肺の奥深くまで、しっかり吸って」

大きな胸が目の前にあった。 ゴクリと唾を飲んだ俺に、更に胸を押し付けるようにして由香が迫ってくる。 少しはだけるように空けられた胸の谷間からは、濃厚な芳香が立ち昇る。

「そうよ。もっと、いっぱい吸い込むのよ」

由香の身体が発する濃密な香りに、頭がクラクラする。 駄目だ。 この香りを更に吸い込んだら、何も考えられなくなってしまう。

「あらあら。なんだか身体が熱くなってきたんじゃない」

そんな。こんな妖艶な香りを嗅いだら、仕方ないじゃないか。

「まだ何もしていないのに、もうこんな状態」

首筋近の囁きに、身体がゾクゾクする。

「ふふ。もうそろそろかしら。・・・・・・ねえ、見て」

すっかりピンク色に染められた脳を、由香の言葉が支配する。 のろのろと動かした目に、ムッチリとした太腿が飛び込んできた。

「どう?由香の太腿。ちゃんと見るのは、初めてでしょ」

まくり上げられたスカートから、太腿の付け根までがクッキリ晒されている。 輝くように染み一つ無い綺麗な肌。

「もっと見たい?」
///// 以上 作成中 /////

下記アンケートに御協力頂ければ幸いです。
※ 結果は、必ずしも短編に反映されるわけではありません。

質問 選択肢
問14:
(太腿を)もっと見たい?
 じっくり見たい
 奥まで見たい
 触りたい
 太腿で触って欲しい
 太腿で嬲って欲しい
 話を早くもっと先(全身)へ
 その他
 未選択



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管理人:鷹巣 椎茸