初版:2007/11/11
改定:2007/11/11
MEGAZONE WORLD - 小説 - セクサロイド誘惑責め

セクサロイド誘惑責め その1


アダルトショップの妖艶な女店員が、少年の理性を狂わせます


ver 00.00

噂どおりの店だった。アダルトグッズが、店内狭しと無数に並べられている。 店頭に数百種類展示しているという広告も、あながち嘘では無いのかもしれない。

「いらっしゃいませ」

体がゾクゾクするほど甘い声。その声は背筋を撫でるようにして、俺の背中へそっと張り付いた。

「お探し物は、彼女用ですか?」

官能美溢れる剥き出しの腕、長い脚。 そして、エプロン越しでもハッキリと判る見事な胸の膨らみ。 いつの間にか後ろに近寄って来た女店員は、その声以上に見事なボディの持ち主だった。 ひょっとして上の階にあるお店で夜働いている人が、昼間はアダルトショップの店番をするのだろうか。 思わずそう思わせるほど、妖艶な店員だった。

「無線で操作できるタイプのローターが、今一番のお薦めですよ」

寄り添うように並んで立って、棚の商品を説明してくれる。でも、俺が欲しい物はソレじゃあ無い。 ただ、そんな事を自分から女店員に告げるは、チョット躊躇いがあった。

「あら。・・・自分用なのね?」

相づちも返さず反応の悪い俺の様子から、目的の物が何なのか察したらしい。

「そう。じゃあ、良いものを選びましょうね」「うふっ」

ほんの一瞬だが、彼女が舌なめずりした気がする。濡れ輝く、赤い舌だった。

「この商品なんか、お薦めですよ。何しろこの値段なのに、結構しっかりと作られているんですよ」

彼女は剥き出しの肩を俺に押し当てるようにして、俺の体越しにお薦め品を棚から取ってくれた。

「どうですか?」

しかし、俺の目は釘付けになっていた。但し、胸の前で掲げているお薦め品では無い。 胸元が大きくはだけたエプロン。首筋から続くなだらかなラインが、奥深くまで見えそうになっていた。

「中はツルツルなんですけれど、細く作ってあるのでホールの素材の良さをみっちり味わえますよ」

凝視したまま返事をしない俺の様子に何か勘違いしたのか、詳しい説明をしてくれる。

「素材よりも擦れる時の感触を重視するなら、溝を多数付けてある姉妹品のこちらも人気なんですよ」

ムッチリとした胸が蠢くと、いや腕の動きに合わせて揺れただけだが、柑橘系の甘い薫りが一層強くなる。 そうか、この薫りを放っているのは、この豊満な胸なんだ。

「ちょっとキツイところが、人気の秘密みたいですよ」

隣のオナホールを取ってくれた上に、女店員は丁寧に説明してくれる。

「よく見て下さいね」

手渡された商品を受け取る俺の手を、彼女の柔らかな手が上から包みこむ。

「ほら、新素材って書いてあるでしょう。人の肌みたいな感触なんですよ」

そう言いながら彼女の手は、俺の指の上から離れなかった。それどころか、しっとりとした皮膚で俺の手を妖しく撫で回す。

「落としちゃ、ダメですよ」

思わずビクッとなった俺の手を、彼女は妖艶な仕草で包みこむように押さえた。
そう、俺は商品を手に持っていなければならなかった。

「もっと、イッパイ買っていくんでしょ?」

悪戯っぽく下から見上げる彼女の目は、これから妖しい時間が始まる事を、暗に約束していた。



今手にしている分だけ買う / もっとイッパイお薦め品を買う / 目次へ戻る









管理人:鷹巣 椎茸