WebServerへの負荷テストツール。
いろいろありますが、以下のうちの「Web Application Stress ツール」を用いました。
設定
Stress level(threads) | 10 |
---|---|
Stress multiplier(sockets per thread) | 10 |
Test length: | 00:03:00 |
random delay | 無し |
※ index.htmlを取得するだけのテストです。
実行結果
IISへの最大同時接続数設定 (MaxConnections) |
OK(200) | Forbidden(403) | N/A | Socket Connects | OK/sec |
---|---|---|---|---|---|
10 | 2,979 | 27,859 | 0 | 30,937 | 16.6 |
40 | 4,378 | 27,575 | 2 | 32,053 | 24.3 |
80 | 3,000 | 28,105 | 0 | 31,201 | 16.7 |
10より大きな値の設定は有効という結果が得られました。(但し、40にしても4倍ではなく1.47倍程度)
※ WebServer(N4L-VM DH + T2400。MEM:2GB)側のCPUは1〜7%程度の負荷状況でした。
WebServer/Client共OSはWindowsXP Professionalを使用していますが、「不完全な送信 TCP 接続の同時試行数の制限」は発生しませんでした。
ちなみに、闇雲に値を増やしても(40を超えた場合など)効果は無いようです。
# なお、技術的な話としては上記のとおりです。しかし、技術的に出来ることと、
行って良い事はまた別です。各種ライセンス・契約に関して、きちんとご確認下さい。