時間が無いのに、我慢できなくなってしまった少年は |
数行のサンプルを作ってみました。
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「あーらぁ、どうされたのですか?」
目の前にいるのは、さっき控え室にやってきた女性。
その女が勝ち誇った表情で、僕に問いかけてくる。
何故、動けないんだ。
「ねぇ?」
彼女の手が、僕の下顎を撫で回す。
今更こんな事をしている場合じゃないのに。
「ほら、したいんでしょう?」
彼女の相手なんかせずに、先を急がなければならない。
それなのに、そう思っているはずなのに、身体が言うことを聞かない。
「やっぱり、したいのね」
彼女は、僕の目を覗き込むようにして真正面から顔を向き合わせてくる。
心臓がドクドクと音を立てている。
おかしい。一体、どうしたというんだ。
「フフフッ。身体の方は、とっても正直ねぇ」
意思に反し、彼女のボディをしっかりと抱きしめる僕の両腕。
有り得ないほどに、キュッと締まった細い腰。
一見、華奢なようでありながら、見事な膨らみを誇る彼女の胸。
「我慢、出来ないんでしょ?」
腕の中の彼女から、濡れたように薄く輝く唇が目の前に差し出される。
しかも腕から伝わってくる感触は、その体が見た目通りに限りなく柔らかいという事。
「もう一度しても、いいのよ」
耳元で囁かれる彼女の甘い声に、心臓の鼓動が早鐘を打つように激しくなる。
急がなければならない……のに。
あれを、もう一度。
そう考えただけでも、股間が強烈に疼く。
「もう一回、したくて堪らないんでしょう?」
そう囁く唇に、どうしても目が引き寄せられてしまう。
おかしい。
///// 以上 /////
本話自体がまだ構想中の為、更新はしばらくありません。 / 目次へ戻る