サンプル:王子が婚約者に何度も逝かされるストーリーから、一部抜粋。 |
なんとなく嬉しかったので、書き殴りをup
「ふふっ、王子ったら。こんな程度も耐えられないんですか?」
首筋をチロチロと舐め回す婚約者の舌が、ますますピッチを上げる。
それも、ちょっとでも彼女の舌を感じるところがあれば、そこを重点的に責めてくる。
まして思わず身をすくめようものなら、婚約者の舌はそれこそ舐め溶かさんばかりの勢いで刺激してきた。
「ここが感じるんですか?」
「べ、べふゅに」
洗い出した性感帯をつぶさに確かめながら、婚約者が上目遣いで尋ねてくる。
反論しようにも、体がカッカとするし、上手く言葉を喋れない。
更に、早鐘のように鼓動する心臓は自分がどんなに興奮しているかを、密着しているパートナーに伝えてしまう。
「ここが感じるのね」
「ち、違ひゃ・・・ぁ」
濡れた何かが蠢くような、生々しい音を立てつつ、彼女の舌はますます激しさを増した。
「本当に違うんですか?だって、王子様の身体、ビクビクしてますわよ」
僕の目を覗き込んだまま、揶揄するような口調で囁いてくる。
「こんな程度の事にも耐えられないのに、私と結婚するつもりでしたの?」
クラクラする体を必死に動かして、辛うじて踊りを続ける。
男が踊りの最中に逝かされてしまうなど、王国の歴史において前代未聞だった。
しかしこれ以上婚約者の扇情的な身体を抱きしめていれば自分の体がどうなるか、考えるまでもない。
「もう限界なんですか?まだキスさえしてないのに」
逃すまいと首へ絡みつけられる、しなやかな腕。
ムッチリとした体が、より情熱的に押しつけられる。
「もっともっと、気持ち良くしてさしあげますわ」