東雲太郎氏 パターンだけで言えば単なる姉弟もの(姉二人、弟)だが、全体の完成度が著しく飛びぬけている。全話明るく、全体を通して幸福感一杯に描かれている。 第1話 後続の夢落ち後のお姉さんの科白が素晴らしい。 第2話 お姉ちゃんたちを置いてデート。遅くなった帰りを、食卓にどんよりと座って待ち受けている姉が。 最後の朝食の一コマ効果音は「あ〜ん」、朝食のシーンは次話以降も注目。 第3話 「こんな起こし方」から始まってメイドさんへのお仕置きまで幸せな一日。 最後の一コマは、やはり朝食。 「普通の朝飯ないの…?」 第4話 千夏姉の呼び名判明。 最後の朝食の一コマは、恐れおののくゆうくん。 「〜 食欲が無いの? 〜」「あの…」「…その…」。 第5話 最後の一コマ。まだ学校なので朝食にあらず。 第6話 「ゆうくんが彼女を作ったりしたら……」「お姉ちゃん………生きていけない」 で始まるこの話。 最後の一コマ、次は修羅場を予想させる?。 第7話 「ゆうくんただい……」 その後に続く展開の結果、最後の一コマは 「今日…」「死ぬのかな……」。 第8話 「…そう 怖い夢見たの…」 で始まる夢と現実が交錯するお話。後味良く最後の科白は 「よしよし お姉ちゃんたちならどこにもいかないぞ」 # Happy!