PC - parts - RAID CARD
SuperTrak EX8350
Promise SuperTrak EX8350 RAID CARD (PCI Express x4)
特徴:
- ファンレス
- 書き込み速度が速い(TeraStationなどのソフトウェアRAID5機と比べ、断然速い)
- 比較的安価
- PCI Express x4 ですが、x16スロットでも動作しています。(ASUS N4L-VM DH)
- 休止状態でもきちんと動作。※現在のところ。書き込み中に休止といった荒いテストは未実施。
- WindowsXP SP2における電源設定で、「ハードディスクの電源を切る」にも対応。(現在のところ、特に不都合は発生していない。)但しドライブ毎に(spin up時の)ディレイはかからないので、HDD8台を同時に接続している場合は電源(余力)に注意が必要。
注意点:
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意外に高発熱です。
ヒートシンクが熱くないからといって、油断してはいけない。ヒートシンク反対側(基盤面)の温度に注意が必要です。
PCケース外板温度が19度の時、ヒートシンクは29度。その時裏面の基盤側は49度もある。(盲点)
特にPCケースの側面開放時はエアフローが変化するため、
PCケース外板温度が19度の時、ヒートシンクは31度。その時裏面の基盤側は62度にも達する!。
(測定:2007/02)
夏には基盤裏側にもヒートシンク追加など、何か対策をとる必要があるかもしれない。
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まさかやらないと思いますが、隣接スロット(ヒートシンク側)に(1スロット分、間を空けずに)カードを刺したらどうなるか?
低発熱のカード(ELSA QUADRA NVS 285 128MB PCI-Express x1)を試してみました。
(温度急上昇時、直ぐに冷却するため)ケース開放で測定した結果、ケース外板温度21.8度時でEX8350の基盤面温度は76.6度に!!。危険なので即座に止めました。
対策:
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PCIボード真横にサイドファン(8cm)を追加して冷却しました。効果は劇的です。
ケース外板温度18.6度において、ヒートシンクはファンが邪魔で測定不能。しかしPCケースを開け放しにしようが、基盤面は、なんと35度まで低下。
Fanの取り付けには、アイネックス製「ファンステイ金具セット」を使用。(ATXケースのPCIスロットカバー取り付け金具を止めるネジ穴を利用して、ファン用ステーを取り付けます)
なお、(間隔を空けず)隣にグラッフィクカードが刺してあっても熱くなりません。
(2007/02/25)
2007/08/20 追記
・最近(?)のロットでは、付属ケーブルにナンバリング(1〜8)がなされていました。また、片側はL字コネクタになっています。
・Apoen製マザーボード(i975Xa-YDG)での使用には注意が必要です。
現時点の最新BIOSは1.10ですが、起動時にkeyboard エラーが出てEX8350のメニューにまで到達しません。
解決方法が見つからず困り果てていたのですが、とある方のレビュー記事のお陰で解決方法が見つかりました。
(取り付けスロットを変更したり、PCI版のVideoカードを試したりと散々試行しましたが、上手くいかず本当の手詰まり状態。
よもやバージョンダウンが効くとは想像もしませんでした。貴重なレビューを有難うございます)。
結論だけさっくり書きますと、M/BのBIOSを1.10から1.07に落とすことにより、無事認識&起動出来ました。