PC - Inspiron 640m

DELL Inspiron 640m


HDD換装時の注意点


底面にHDD用のカバーがあり、たった2箇所のネジを外すだけで簡単にHDDを交換出来る。

通常、多数のソフトウエアを新しいHDDに一つずつ再インストールする代わりに、HDDを丸ごとコピーする。
(TrueImageとかGhostとか、今は無きDriveCopyといったツール(SW)、或いはこれDO台など(HW)で)
しかしこのマシンでは、前のHDDからデータを丸ごとコピーすると酷い目にあう。

例) 旧HDD40GB -> 新HDD80GB

この場合、一般的に新HDDは40GB(使用済み)+40GB(未使用)として認識される。
しかし、この640mは新HDDが全容量40GBに化けてしまう。
いったんこの状態になると、Windowsから再フォーマットしてもHDDの容量は元に戻らない。

解決策:
とりあえずHDDの状態を購入時の容量に戻すには、HDDメーカーが提供しているツールを使用するしかない。
Seagate製のDiskWizard(PhysicalFormatなどを行うツール)に、SetDiskSizeを行えるコマンドがある。
これで本来あるべきサイズに復元(設定)できる。
なお、折角復元しても前のHDDからコピーした内容でマシンを起動すると、一旦DELLのユーティリティが裏で起動されるのか、HDDの容量を以前のHDDの容量に書き換えられてしまうことに注意。
新HDDを本来の容量で使うため、HDDのサイズ復元直後、CDからOSを新規インストールした。

他にこんなつまらない仕様に嵌る人がいない事を願う。2006/10/07